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2020.2.3
Tier表
パズドラR環境(2019-12-23〜)
記事の最終更新日
2020.2.10

公開日

2020年1月31日

総評

パズドラRパックがリリースされて2週間で一部カード・能力者にナーフが入りましたが、それ以降の環境となります。
ナーフから1ヶ月が経過し、いろいろなデッキが開発・研究されてきましたが、大幅にナーフされたマリウスは依然強力なまま、他のデッキ・能力者も研究が追いついてきました。

一言でいうなら「THE・踏み倒し」環境で、とにかくコスト(MPコストはもちろん、手札消費も含めて)を踏み倒せるカードが強く、それらをどれだけデッキに入れて有効活用できるかが強さのカギとなります。踏み倒しというと凰牙の聖戦初期に流行ったのヤマトタケル、クロノスが猛威を奮った環境もありましたが、当時と比べて手札消費なしで踏み倒せることや、踏み倒し元クリーチャーのコストが低くなっている(=序盤から仕掛ける事が可能)ことなどから、当時より凶悪なものとなっています。
踏み倒しカードの中でも特に踏み倒し度合いの高いアメン、エリス(共に6コスト踏み倒し)、ドロシー(5コスト)は他カードの踏み倒し効果と比べてもとりわけ高く設定されており、これらのカードがすんなり入るデッキが上位に来ています。
代表的なデッキとしては魔獣マリウス、ハートパラソルエレナ、LOエレナ、クイックミルなどがありますが、他デッキでもこれらのカードを始め各種踏み倒しカードを投入し、デッキのリソース効率を向上させているものも多く見かけます。

そして、もう1つ上位になっているデッキタイプが高速アグロ。ハートオメガや水棲ゼータに代表されるデッキで、デッキがガン回れば3ターン、安定して4〜5ターンぐらいからリーサルを狙っていけるタイプのデッキも強いです。
死霊悪魔タイプの大幅強化をもらったアグロシキガミ、アメンが加わりリーサルまでの速度が増したハートオメガ、従前環境から上位だった水棲ゼータも相変わらずの奮闘を見せています。これらのデッキでも踏み倒しカードが採用されており、シトリー、アメン、ポセイドンがそれぞれ該当カードとなります。

後は追加クリーチャーに恵まれた能力者ということで死霊タイプのレオ(蛇骨姫、CDKヴォイスなど)、竜タイプのデュランダルフ、ガメイラ、ファントムオメガ(イルシックス、コトダマなど)も十分戦える状況です。特に、暗殺の発動要員である水棲タイプ最低限まで減らし、恫喝に全力を注ぐタイプの恫喝レオが、優秀な中型クリーチャーが数多く追加されたこともあり、環境上位となっています。グリザルの登場で、ギア3のナイトメアリンク発動させるためにコシュまると林檎を1枚入れておけば問題ないというカウンター性能・リーサル性能の高さが後押ししています。

逆に、これらの波に乗れない能力者は辛い環境です。
特に辛いのはライザーで、他能力者と比べても踏み倒しカード、アグロカード両方に恵まれず、踏み倒しデッキを相手にすると物量で押し負けてしまいます。
ギア3ビーストコンバットを利用したデッキはありますが、似たようなギアを持つマリウスやレオがおり、そちらのほうが投入可能なクリーチャーやギアの発動要件などの観点から上位互換・・・とまではいきませんが、それらの能力者と比べたときの強みがほとんどないのも事実です。
まだ研究が進んでいないだけかもしれませんが、ブレイクスルーとなるようなデッキの開発が望まれています。

Tier表について

  • このTier表は、当サイトが独自に調査した内容となっています。
    なるべく現状に即した強さを反映するようにしていますが、調査不足等で実態とは異なるデッキがあったり、Tier表に掲載されていないデッキ等もありますので、あくまで参考として見ていただければと思います。
    ご意見等ございましたら、お気軽にコメント等でご連絡いただけると助かります。

Tierの分類

Tier1
環境トップのデッキ。多くのデッキに対して同等以上で戦うことができ、対策を講じていないデッキに対しては特に有利に戦えるデッキ。その強さからフリーマッチやランキングマッチなどでもよく見かけるため、対策を講じておいたほうがよいデッキ。
Tier2
環境トップとまではいかないが、Tier3のデッキにはないポテンシャルやデッキパワー、突出した性能があるデッキ。Tier1のデッキとそれなりに戦えるデッキや、Tier3以下の多くのデッキに対して有利に戦えるデッキなどが該当する。
Tier3
環境トップを狙うにはポテンシャルや対応力、安定性などが欠けており、Tier1・2のデッキと比べて見劣りする点もあるが、しっかりとデッキ構築し、使いこなせば十分に戦えるデッキ。数が多いため、Tier1・2に入れなかった能力者のデッキを中心に、該当のデッキを一部掲載。

Tier1

魔獣マリウス

前環境ではほとんど見向きもされなかったが、 狂女神エリス 紫の魔導書ゴエティアをはじめ、パズドラRで大量に追加された死霊・悪魔カードを引っさげて一躍トップデッキに上り詰めた。ナーフされてなお環境トップなミッドレンジデッキ。ナーフ前はコスト周りが優遇されすぎてていたが、現在でもコストパフォーマンスのよさ、そして踏み倒し環境からも後押しされている。ライフ25・防御1は地味に耐久力が高いのも魅力。
恫喝暗殺レオ

4〜5コスト帯の強カード、 忘却の死神グリザル カオスドラゴンナイトヴォイス 龍刀蛇骨姫が追加され、もともと強かったデッキがさらにパワーアップしたコントロールデッキ。
最近では暗殺を狙わない恫喝軸のデッキも存在し、暗殺はあくまで脅しということもあるが、依然暗殺を狙っていく恫喝暗殺レオも多く、流行の兆しを見せている。この2つのデッキは見た目では分からないことが多く、対戦相手にとっては頭の痛いところ。逆にデッキを使う側からすれば暗殺する・しない・できる・できない局面をうまく使い分ける必要があり、相手を惑わせるような立ち回りでテクニカルなユーザ向けなのは相変わらず。
ハートオメガ

炎剣の番人シンモラ 焦陽の炎柱神アメンの踏み倒し、 原初の亡蛇カオスホロウのタイプ変更をはじめ、攻撃力の高いクリーチャーを大量投入したアグロデッキ・・・にもなれるし多めのクリーチャー+強制サモンカードで盤面の取り合いをするミッドレンジデッキにもなれる厄介なデッキ。テンプレデッキは安定性の高いミッドレンジに寄せたデッキとした。
ファントムオメガ

前環境では大型クリーチャーを中心に盤面を確保するデッキが中心だったが、パズドラRで4〜6コスト帯の竜タイプが多数追加されたことから大型に頼らずとも戦えるデッキを構築可能となったミッドレンジデッキ。 瞬刻の白龍喚士ソニア=エル 五晶の神秘龍コトダマを始め、優秀な竜タイプクリーチャーを多数揃え、必殺のファントムで盤面の取り合いはトップクラス、全体的にコストが下がったためさらに強化されたのが強み。
パラソルエレナ

ギア1パラソルで盤面のやり取りを補助しつつ、壊れ踏み倒しクリーチャーの 炎剣の番人シンモラ ドロシー 焦陽の炎柱神アメンが普通に入るギア構成はもちろん、レーヴェンの登場でギア3断罪の発動も楽になったことから、使われることが多くなったミッドレンジデッキ。
ギア2光の壁でアメンやシンモラを破壊させることもでき、放置されやすいクリーチャーのフォローもできるのが強み。
※デッキはひとりごとさん(@hitorigoto_pad)のランクマ全勝デッキを掲載させていただいております。
煽動ゼータ

トークンクリーチャーをめくることで確実にクリーチャーを特定できることや、一時期の流行だった強制サモン対策クリーチャーがなりを潜めた結果、めくり損な状況が少なくなったギア2煽動が再評価。
アグロに対するカウンターやグリザルなどの挑発持ちも入れやすいことから幅広く戦えるデッキとなった。
ファントムだけは苦手で、ファントムのせいで盤面の維持ができず、チマチマMPを稼いでも一気にMPを稼がれてしまうためジリ貧になりやすいが、それ以外の相手はじっくり腰を据えて戦えば互角以上に戦えるのが強み。

Tier2

死霊悪魔アグロシキガミ

ギア2ブラックマジックとギア3怨嗟の波動で、相手を妨害しつつリーサル力を一気に高めたアグロデッキ。
特に先攻1ターン目から 魔君主シトリーを仕掛けていって、ギア2ブラックマジックで相手を封殺する動きが強く、低コストで破壊力の高いクリーチャーのおかげで対策できない能力者にはめっぽう強い。
ただ、初動がうまく取れない事故や、ブラックマジックの通りにくいデッキやMPをしっかり絞ってくる相手は苦手なことからTier2とした。
水棲ゼータ

水棲タイプのクリーチャーを中心に、ギア2決死の一撃で一気に試合を決めるアグロデッキ。
前環境でも強デッキだったが、 綿津見の歌姫セイレーン 氷菓の巨匠コカトリスで手札の補充や相手のギア対策が自然に行えるようになり、デッキの圧縮が可能となった。また、 休息の狙撃手ミルは盤面荒らしと3コスト以下ながらコスト踏み倒しも行える、便利なクリーチャーも登場した。
ただ、ギア2決死の一撃のデメリットである耐久力不足は気になるところ。MP増殖や火力の暴力で相手を叩き潰す戦い方に変わりはないが、耐久力の不安を考慮しTier2とした。
LOエレナ

ギア構成がパラソルエレナとほぼ変わらず、投入できるカードも同じようなカードが投入できるため、必然的にデッキ自体が大幅強化された元祖コントロールデッキ。
スタンダード環境から脈々と受け継がれているが、今環境は踏み倒しカードを始めとした優秀なクリーチャーを投入してマジックは木馬2積み+聖夜2積みがスタンダードな形。
ただ、上位デッキ含めてアグロに構えるものも多く、ギア2光の壁を使っても相手によってはLOまで粘りづらい環境でもあることからTier2とした。
召集ブレスガメイラ

ギア2招集、ギア3ドラゴンブレスとしたウィニーアグロデッキ。
ダイヤ竜サモン→招集+2〜3体クリーチャーセット→次ターンブレスのシステマチックな動きが非常に強力。
パズドラRで 紫棘の霜龍帝イルシックス 瞬刻の白龍喚士ソニア=エルが追加され、破壊力はもちろんテクニカルな要素が増えて状況対応力が向上した。
自分のやりたいことを通せてる間は無双できるが、複数セットに対して ボレアースの突風で一気に狩られると一気に劣勢になること、そしてそのボレアースの突風が普通にデッキに入っている環境であることからTier2とした。

Tier3

クイックミル

神機プルトス 秘境の大魔女サレーネ 逆神の熾天使ルシファーの3枚が凶悪な、ワンキル狙いのミッドレンジデッキ。
今までは先置きカードがサレーネ、 智将オデュッセウスあたりだったが、そこに踏み倒し女王 ドロシーの登場で初動や盤面の返しが強くなったことからTier3入りと判断した。
暴風リーリア

ギア3暴風にスートを求められなくなり、デッキ構築が柔軟になったことから登場したミッドレンジデッキ。
スペード、クラブを軸にハートを足せばよいのでデッキ構築の自由度が非常に高く、ギア2豊穣の守りで盤面を固めつつ展開できることからTier3とした。
アグロに寄せる構築もあるが、ギア2でしっかり固める方が安定性が高いため、ミッドレンジデッキを紹介する。
※デッキはいえっささん(@ IEssaa_LLA)からご提供いただいたデッキを掲載させていただいております。
シャッフルナイト

3枚セット→ギア3シャッフルからの次ターンエインヘリャル+シャッフルのコンボが凶悪な高速アグロ。
前環境では対策が必要なデッキ筆頭だったが、それ以外のデッキ対策が優先され、相対的にシャッフルナイトの対策が薄くなってきたことからTier3とした。ただ、ボレアースの突風だけは注意が必要。
千里眼ドラゴンデュランダルフ

ギア1千里眼で挑発を貼りつつ相手の手札・セットカードを確認し、最適な行動で返していけるミッドレンジデッキ。 灼雲の月龍喚士サツキを投入したランプデッキになることもある。
パズドラRで竜タイプのクリーチャーが多数追加、特に 五晶の神秘龍コトダマ 紫棘の霜龍帝イルシックス 瞬刻の白龍喚士ソニア=エルが強力で、盤面の取り合いやカウンターが強化されたことからTier3とした。
テンプレデッキ使用の際は、状況対応力の低さに注意が必要。どうしても気になるなら 黄金の林檎 ボレアースの突風を入れたい。
※デッキはNon.さん(@non_0807_)の作成されたデッキを掲載させていただいております。
悪魔エレナ

魔君主シトリー 学高の義侠魔アモン 宿意の堕龍契士レーヴェンの登場で一気に引き締まったミッドレンジデッキ。
全体攻撃やステルスに触れるクリーチャーが増え、ステルスが相対的に弱くなったことから盤面の維持・確保が難しくなったものの、パズドラRで追加された悪魔含めて悪魔クリーチャーのポテンシャルや爆発力は高く、まだまだ戦えると判断してTier3とした。

スペシャルサンクス

あーたんさん、すいそさん、たたゆさん、ちゃんソアさん、ぱしさん、ひとみゴウさん、micさん、いえっささん、ひとりごとさん、Non.さん

修正履歴

2020/2/9 煽動ゼータをTier1に追加

2020/2/3 新規作成

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