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2020.3.14
デッキ紹介
基本のステルス悪魔エレナ
作成者
アレクシエルさん
デッキコード
137088
能力者
エレナ - elena
ギア
ウェイクアップ
 
闇のヴェール
 
悪魔の微笑み
デッキの評価や傾向
※あくまでサイト管理人の主観的なものです。
状況対応力
★★★★ 柔軟な対応が可能
デッキの指向
通常デッキ

デッキレシピ

木の狩人グリフォン
凍冥魔インディゴ
凍冥魔インディゴ
牛魔王
牛魔王
魔忍長ハンゾウ
狂女神エリス
灼冥魔スカーレット
灼冥魔スカーレット
逆神の熾天使ルシファー
逆神の熾天使ルシファー
魔君主シトリー
魔君主シトリー
サタン=ヴォイド
宿意の堕龍契士レーヴェン
宿意の堕龍契士レーヴェン
アルテミスの矢
ハデスの息吹
黄金の林檎
ボレアースの突風

トークンカード・進化後カード

インプ
魅惑の夜魔ダークレディ
竜軍神アレース
疾風の狩人グリフォン
ヘラの狂気
軍神の鼓舞
魔女の魔法

デッキレシピとギアの画像

※画像をクリックすると、拡大して表示されます。

デッキのレアリティ

L 8
SR 6
R 4
C 2

デッキを1から作成するのに必要なピース数

 ※現在、すべてのカードをピース1個で生成可能です。

スペード 4
ハート 3
ダイヤ 7
クラブ 6
トータル 20

カードごとの生成コスト

カードセット レア度 カード名 ピースのスート 必要ピース数
パズルアンドドラゴンズR R 木の狩人グリフォン ダイヤ 1
パズルアンドドラゴンズR SR 凍冥魔インディゴ スペード 1
パズルアンドドラゴンズR SR 凍冥魔インディゴ スペード 1
凰牙の聖戦 R 牛魔王 クラブ 1
凰牙の聖戦 R 牛魔王 クラブ 1
凰牙の聖戦 SR 魔忍長ハンゾウ スペード 1
パズルアンドドラゴンズR L 狂女神エリス クラブ 1
パズルアンドドラゴンズR L 灼冥魔スカーレット クラブ 1
パズルアンドドラゴンズR L 灼冥魔スカーレット クラブ 1
パズルアンドドラゴンズ L 逆神の熾天使ルシファー ダイヤ 1
パズルアンドドラゴンズ L 逆神の熾天使ルシファー ダイヤ 1
パズルアンドドラゴンズR SR 魔君主シトリー ダイヤ 1
パズルアンドドラゴンズR SR 魔君主シトリー ダイヤ 1
パズルアンドドラゴンズ L サタン=ヴォイド ハート 1
パズルアンドドラゴンズR L 宿意の堕龍契士レーヴェン ハート 1
パズルアンドドラゴンズR L 宿意の堕龍契士レーヴェン ハート 1
スタンダード R アルテミスの矢 クラブ 1
エクストラパック SR ハデスの息吹 スペード 1
スタンダード C 黄金の林檎 ダイヤ 1
スタンダード C ボレアースの突風 ダイヤ 1

デッキ分析

カードの種類

タイプ/スート分布

1枚のカードで複数タイプ/スートを所持する場合はそれぞれを1ずつカウント
1枚のカードが同一のタイプ/スートを複数所持する場合は1としてカウント

コスト分布

ライフ分布

アタック分布

デッキのコンセプト(製作者様の寄稿をもとに加筆修正)

パズドラRパックで追加された各種悪魔クリーチャーを中心に据えたスタンダードなステルス悪魔エレナです。
旧パズドラパック環境で流行った悪魔エレナは キュクロプス ジル=レガートの蘇生コンボを中心に、 狡知の神ロキ(進化後ロキ)などのバッファーを盤面に揃えつつギア2闇のヴェールで盤面を維持し、 逆神の熾天使ルシファー+ギア3悪魔の微笑みでリーサルを狙うタイプのデッキが主流でした。
しかし、現環境では 深黒の冥界神ハーデスから生成される ハデスの息吹による墓地対策や、ロキ単体では倒せないクリーチャーが多いことから、過去のデッキでは他デッキと戦えなくなってしまっています。そこで、パズドラR環境の悪魔エレナはメイン軸を墓地活用からトークン生成にシフトして盤面の維持を行い、また、クリーチャー除去もトークンマジックで行っていくことで優位に進めていくデッキが主流となっています。
このデッキは、現環境で悪魔エレナを使っていけるように構築したデッキとなっており、盤面の確保や優位盤面を作っていくための基本的な仕組みが組み込まれており、現環境での盤面の取り方、有利状況の作り方をしっかり練習できます。
また、L8枚、SR6枚と昨今のデッキの中では比較的少ないことと、必要ピースが各スート8000程度となっていることから、ある程度ピースがあって、代替えカードを使ったり不要なカードを分解することで初心者の方でも十分作れるデッキとなっています。

このデッキでは 聖夜のサンタクロースヘラは採用していません。
サモン時効果でクリーチャーを変化させたとしてもクリーチャー自体を除去できるわけではないこと、相手のギア構成によっては変身効果が全く意味のないものになってしまうこと、そして相手が有利な状況で単体セットしても普通にめくられてしまい、再度盤面を作り直されてしまうためです。
その代わり、範囲の広い除去効果持ちのサタンヴォイドや、蘇生・リサイクル効果対策としてスカーレットが生成する 魔女の魔法 ハデスの息吹を採用しています。

基本的な立ち回り(同上)

マリガン

マリガンでは、「魔君主シトリー」を優先してキープ。次に「凍冥魔インディゴ」「灼冥魔スカーレット」をキープ。
相手が暗殺レオや、先攻でスート変更効果クリーチャーを使用、あるいは「暗殺」を狙ってきそうな場合は「牛魔王」。
逆に相手が先攻1ターン目でシトリーや「海神ポセイドン」をセットして来そうな場合は、「魔忍長ハンゾウ」で確実に処理できるようにします。
不利状況の打開に繋がる「宿意の堕龍契士レーヴェン」や、「ドロシー」を絡めた複数伏せに強く出れる「サタン=ヴォイド」もキープすると良いでしょう。
アグロタイプのデッキ相手に後攻をとり、早期に大ダメージを受ける+盤面を取ってもマジックで倒されてしまうかもしれないと判断した場合は、カウンターでワンターンキル(以下OTK)を狙うためにルシファーと「黄金の林檎」をキープするのも良いでしょう。

立ち回り

先攻の場合、まずシトリーをセットし、次のターンにダークレディトークン+低コスト悪魔をセットして、数で優位を稼ぎつつステルスをかけられる布陣を狙います。
シトリーを引けなかった場合は、先攻様子見要員として最適な 狂女神エリス1枚伏せや、インディゴをセットしてとりあえずトークンマジックを握るといいでしょう。
デウカリオーンの洪水やレーヴェンで剥がされる事も多いので、先攻でいきなりステルス盤面を作る必要はありません。
エリスを先に出した場合、打点の低さゆえに放置される事が多いのですが、ステルスのトリガーとして使う事でエリスを除去せざるを得ない状況に持ち込める、倒されても5打点を残せるので、ほどよい塩梅で活躍してくれます。

後攻の場合は、捲られても4打点以下のクリーチャーに対して圧をかけられる牛魔王、処理されても5打点が生き残るエリス、効果でボードアドを取り戻しやすいインディゴやスカーレット、半蔵を狙います。
牛魔王は扇動ゼータのギア2煽動で捲られても、その時点での相手のクリーチャーはハーデス、及びバフ効果適用時の 不死の探求者トークン以外は、4打点である事が殆どなので、手札から処理札を使わせたり、クリーチャー1体を犠牲にするなど、アド損を強要する事ができます。
扇動ゼータが相手ならば5コスト以下のクリーチャーを複数枚伏せる場合も多いので、サタンヴォイドやレーヴェンで盤面の崩壊を狙うのも良いです。
サタンヴォイドを伏せる場合、7コストを捲られる可能性はほぼなく、捲られるとしたら隣の低コストとなります。
よって一緒に低コストを伏せる場合はエリス、インディゴ、牛魔王あたりが望ましいです。
相手の1伏せに対しては、最低限処理できるだけのクリーチャーを1伏せで返し、2伏せされたら2伏せで返す事を意識すると良いでしょう。
特にスカーレットは 魔女の魔法トークンを生成して 炎剣の番人シンモラ 焦陽の炎柱神アメンを無力化させつつ、クリーチャー撃破により インプトークンを生成でき、追加で悪魔タイプを1伏せするだけで次のターンにステルス盤面を作れるので、優秀なクリーチャーです。

そうして相手の盤面を確実に処理していきながら、相手にとって最もステルスで隠されたくないクリーチャーをギア2闇のヴェールで隠し、盤面で圧をかけていきます。
例えばこちらのクリーチャーが真ん中+左右にクリーチャーが1〜2体いる状況では ヘラの狂気1枚で盤面が瓦解するので、真ん中のクリーチャーを隠します。
また、正面のクリーチャーが半蔵、イルミナ、プレーナなどの正面へ除去効果をもたらすクリーチャーだと予測した場合は、どんなに強いクリーチャーが自盤面に立っていたとしても捨てて、そのサモン時効果の被害を受けない位置にいるクリーチャーをステルスで隠します。

現環境ではステルスを剥がす手段自体は豊富で、ただ漠然とステルスを貼って様子見するだけの運用だとさほど強くありません。
盤面で優位を保ちつつステルスをかけ、相手に「まずステルスをどうにかしなければ」という意識を持たせながら立ち回る事が大事です。
「相手に除去手段を強要させる」「そしてそれに対して的確に対応する」という動かし方が現環境においてのステルスの強い使い方といえます。

試合中盤、盤面で有利を取れたら、今度はギア1ウェイクアップで「圧をかける」、「盤面の取られ方を想定しながら後出しして確実に返す」このふたつを意識して立ち回ります。
仮に予想外な一手で想定以上の被害を被ったとしても、ヘラの狂気、レーヴェン、グリフォンなどで落ち着いて対処できます。
邪竜ヤマタノオロチ、サンタヘラ、 焦槍の灼手神マッハなど、盤面処理能力が高い大型クリーチャーがセットされた場合は、落ち着いて後出しクリーチャーで処理し返します。
レーヴェン、グリフォンを使用する場合、ステルスをかけて再び圧をかける事を意識するとなお良いです。
デウカリオーンの洪水を使用される事も考慮して、MPを無駄に使いすぎず、すぐ立て直せるようにすると良いでしょう。
目安としては、盤面有利を保ちながらMP7〜8以上を残せていれば、次のターンでMP12〜13となり、クリーチャーを出す際に余裕が保てます。特に、レーヴェンをいつでもサモンできるようにMP管理できると良いです。

そして、盤面有利が保てている状況で必ず発生するのが「ウェイクアップでは1枚しか捲れない」という弱みを突いた2〜3体以上の複数伏せです。
この状況になった際に、特に強力な効果を発揮するのが ボレアースの突風です。
1枚しか捲られないと想定して動いた相手のプランを完全に崩すと共に反撃の一手を摘み取り、ゲームをより優位に進めていけるカードです。

このように盤面の有利不利を見極めつつ的確に返していきながら、終盤では黄金の林檎+逆神の熾天使ルシファー+ギア3悪魔の微笑みのコンボを叩き込む隙を探します。
中途半端に大ダメージを負わせても、討ち漏らしたら強力な一手によるカウンター ワンキルをされてしまう場合が多いので、盤面の取り合いをしながら、ルシファーのコンボで確実にリーサルが狙えるラインまで相手を追い込んでいきます。
ギア3のコンボをする場合、想定できる中で最も平均的な火力は、

4+2(インディゴ、半蔵、バフが乗ったダークレディ)
3+2(スカーレット、レーヴェン、進化後グリフォン、ダークレディ)
4+2(ルシファー自身)
4(ルシファーサモン時のダメージ効果)
の、21/17/13となります。
この時、既に自盤面にクリーチャーが3体並んでいる、かつMPが10以上ある場合、先にクリーチャー1体で攻撃→その上にルシファーを重ねて林檎で強制サモンする事で、更なるダメージアップが狙え、ワンキルの射程範囲が大幅に広がります。

このデッキでは盤面を作り次第速やかににリーサルに持ち込めるように、あるいはアグロタイプのデッキに対してカウンターOTKを狙いやすくするためにルシファーを2枚採用しています。
滅多にありませんが、2体並んでいる時にルシファーを伏せる→次のターンでルシファーにルシファーを重ねて林檎→ギア3というコンボが成立すれば、上記の理想値21/17/13に対してさらに10/8/6のダメージアップが見込めるので、ほぼ全ての能力者をワンキルすることができます。
ただし、先にルシファーを伏せて次のターンでギア3を狙っても妨害が飛んでくる確率は高いです。ほぼ成功しないと思ってください。
戦略的に最も強い動きは、黄金の林檎を使って予想外のタイミングで大ダメージを叩き込む運用法なので、ここは欲張らずに落ち着いて狙っていきましょう。
また、相手のライフが十分に削れている場合、ルシファー+ギア1ウェイクアップで削りきってしまうのも有効な一手です。
手札に アルテミスの矢があれば、能力者に直接撃ち込んでしまっても良いでしょう。

現環境において悪魔エレナの使用者はあまり見かけない環境になってしまいましたが、うまくはまった時の楽しさは今も健在です。
総じて使用者の腕前や経験が強く出るテクニカルなデッキではありますが、使えば使うほど強くなっていける、とても楽しい仕上がりとなっていますので是非使ってみて頂けると幸いです。

留意点

現在環境で覇権を握っているといえるシキガミ、マリウスに対しては相性が悪く、苦手な能力者です。
理由としては、両者ともにギア(イビルアロー、怨嗟の波動など)でステルスを剥がす事が容易で、種族もほぼ統一されているのでギアの発動を止める事が困難なためです。
現環境においてステルスが強くないという要因の1つとして、マリウス、シキガミが強いという点もあります。
マリウスやシキガミはアグロ構築である場合が殆どなので、ルシファーでカウンターを狙ったり、ボレアースの突風で制圧するなどの動きが大事です。
また、マリウス、シキガミのギアによる被害を抑えたいのであれば、 アイギスの盾 学高の義侠魔アモンなどのシールド付与カードを採用する方法があります。
「闇の波動」ではシールドは剥がされてしまいますが「怨嗟の波動」や「イビルアロー」を無力化でき、ステルスを保つ事が可能となります。
ただし、シールド付与はあくまでマリウスやシキガミのギア対策だけであり、その他のステルス剥がしクリーチャーで特によく見かけるレーヴェンに対してかなり厳しいという点だけは留めておいてください。

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